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【概要と詳細】企業研修・講習プログラム作成の元プロが教えるプレゼン・人前で話すコツの全て

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「人前で話すのってどうも苦手、、、」そんな人に向けての話し方のコツをざっくりわかりやすくお伝えしますってお話。

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話すの苦手なのに伝えるのが得意っていう人も世の中にはいます

そんなこんなでワタクシ、最近プレゼンとかそういう機会が立て続けにありまして。月曜日には大阪にて会社の役員のみなさまの前で社内コンペにて業務改善企画のプレゼンを3本。火曜日には神戸で社内の拠点のマネージャーが集まって業績発表の会議。そして日曜日には長野にて某セミナー・シンポジウムにてとあるテーマについて登壇、偉そうに話すというかなりサラリーマンの鑑のような怒涛の一週間なわけですが、ありがたいことにプレゼンテーションとか企画提案とか、大勢に何か話して伝えるということについて褒められることが多くって。現職ではなんていうかクリエイティブ系の技術職兼拠点のマネージャー兼営業企画みたいな仕事をしていますが、前職ではインストラクショナルデザインっていう企業研修のプログラム作成みたいなのにも携わっていた経験もありましたもので。

 

でもね、本人としては人前で話すのって本当に苦手という意識なんです。苦手っていうか好きじゃない。本音で言うと会話自体があんまり得意ではありません。その証拠に一番身近にいる妻から見たらおそらく妻が今まで出会った人間の中で一番無口な人間なんじゃないでしょうか。

 

なんかダメなんです。会話。

 

自分にとって言語って情報伝達のツールでしかないって位置付けなんで。目的やら結果やら意思決定やら明確なゴールやら意図やら、なんかしら明確なこと以外に言語が用いられる意味がわからんのですよ。完全な男性脳。かなりヤバい感覚だと自覚してるのですが。正直喋るなら文章で伝える方が楽。

 

というわけで、そもそもの出立点が会話が苦手、というか好きじゃないというところなので、ハウツーというかテクニック的なことについては後天的に身につけていておそらく引き出しが多い。得意じゃないし好きじゃない、だけど処世上避けては通れないから身につけたという。

 

そんなこんなでプレゼンとかについて、自分が何を考えて「人前での発表」に臨んでいるか綴ってみようと思います。

 

「人前で話すの苦手」という人にはなんらかの参考になるかと。

 

プレゼンの成否の八割は事前の準備で決まる。明確なゴールを意識、下調べと設計は入念に。

で。何かしらの話す場所を与えられた場合、まずは「そこで自分が話すことによる最終的な目的、ゴール、理想像」を意識します。例えば自分の先日の社内の役員の皆様の前での業務改善コンペのプレゼンであれば、「プレゼンテーションを行う内容の明確な効果と意味を印象強く伝える」ことですね。

 

次に「聴衆の属性がどういったもので、何をどのレベルで求めているのか」ということを意識すること。件の業務改善プレゼンだと役員の皆様が相手。おのずと自分のプレゼンは「その業務改善案での具体的な削減効果と実現の蓋然性とロードマップとコスト感」ということになります。それも手短に。役員の皆様はあくまで意思決定がお仕事なので、自分みたいなハナクソチンチンに付き合う時間なんざ短ければ短い方がいいんで。そして、あとは発表の時間感を意識する。今回は5分。

 

このなんというか、事前のマーケティングの段階でプレゼン成否の8割は決まります。みなさんも聞いたことありますよね、「なんでこの人この場でこんなこと延々と話しているんだろう」って話者。相手をイライラさせる達人芸ですが、上記のような観点が抜け落ちてる人にありがちです。

 

あ、大物が話す場合は「誰が話すか」ということに意味があるのがほとんどなので全然別の話ね。だからあなたがスティーブ・ジョブズみたいにプレゼンをしても大スベリします。あれはジョブズだから許されること。逆にいうとジョブズのプレゼンがたどたどしかったら「シリコンバレー流プレゼン・しどろもどろが一番伝わる」みたいな新書がボコボコ書かれて売れたことでしょう。ブランディングというか錯覚資産というかそういうものなんですがそれはまた別の話。

 

5分プレゼンの組み立ての例としてはこんな感じ。

そんな感じで、上記を明確にしていくと自ずと話す内容の骨組みが出来てきます。上記プレゼンだとこんな感じ。自分が何を考えて組み立てたかも一緒につらっと詳細も。

 

【1:つかみ(30秒)】

アイスブレイクですね。役員さんの中にも顔を知っている方がいるので、その人とくだけた調子で話し、親密だということをさりげなく盛り込み「全くのよそ者ではない」という印象を作っておきます。例:「また〇〇さんのまえでお話しする形になりましたねー。@@の時のように△△しないよう本日は手短に話をまとめてまいりましたのでよろしくお願いします。」的な。軽く自虐を盛り込むと場をわきまえている感じと軽めの笑いが起きて親和的な空気感になります。

 

【2:自己紹介(30秒)】

どんな人間なのか、パーソナリティと実績を半々くらいの感触で。パーソナリティーはプライベートを少し開示して身近な感じに(プライベートと家族の姿をちらつかせると辛辣な批判が飛んできにくくなります)、実績については今回の提案内容について過去のキャリアで実績があったのでその紹介。具体的な大企業様との関わりをすかしっ屁程度に匂わせハロー効果を狙っています。

 

【3:過去の実績まとめ(1分)】

今回のプレゼン内容が過去の実績と紐づくものだったのでさらっとそこもアピール。実例があると意思決定ってしやすいので。実例を紹介した後にコンセプトにつなげ、今回の提案がそのコンセプトに基づくものというアンカーを打ち込んで実現の蓋然性を上げていきます。

 

【4:本題の提案(30秒)】

ここまできて本題の提案。前置きに時間を費やしたのは「自分のスキルのPR」というゲスい出世のための狙いと、今回は5分のプレゼンを3本だったので15分のトータルでの展開を見たときに親和性の構築って大事だと判断したから。本題の提案は本当に簡潔に行います。ほんと「@@の効果を狙って〇〇をします」くらい。

 

【5:提案の具体的な効果(1分)】

数字的なエビデンスを明確にし、改善の効果をアピール。事前に収集した資料をもとに具体的な数字で効果を案内。客観的な根拠を伴う数字ってプレゼンの際に非常に強いので、今回は事前に業者様に見積もりを依頼し、そちらからの回答を資料に盛り込みました。

 

【6:懸念点とコスト感とスケールメリット(1分)】

質疑応答で突っ込まれそうなところは事前に潰しておきます。これも手短に。

 

【7:ロードマップ(30秒)】

ここだけ資料の情報量多め。でも読み上げはしません。現状このフェーズで、ローンチまでこのくらい時間かかります、くらいのざっくり案内。内容については後ほどお目通しください、、、と言いつつ、読んでもらうことを期待して資料に入れているのではなく、「計画がしっかりされているな」という印象を与えるためのものです。内容について深く掘り下げる必要もなし。

 

と、上記のような組み立て。

 

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スライド資料の作成。大原則はとにかく簡潔に!

で、上記のような骨組みを作ったら、プレゼンの資料を作ります。骨組みを組む際は必ずタイムラインを意識してください。発表の苦手な人は時間配分の意識がない人が大半です。

 

プレゼンの資料はとにかく「簡潔に」が基本。イメージとしては「付箋一枚の情報量=1スライド」くらいが基本です。とかくプレゼン資料って始めたては「長い」とつっこまれます。冒頭の画像くらいのボリュームでも多いくらい。

 

あと、プレゼンの資料はあくまで「まとめテロップ・ワイプ画像」であって、実際に話す内容とは切り離した方がいいです。切り離すというよりは「話していることの一言まとめ」が画面に表示されているというイメージ。資料をそのまま読み上げるプレゼンをしているひとはいますぐベランダから飛び降りてください。

 

話すのが苦手な人は絶対に原稿を用意!

そんな感じで資料ができたら原稿を書きます。これ大事。資料と原稿は別なんです。そして、原稿はアドリブを入れず、一字一句まで練りこんでください。話すのが不得意な人がその場で話そうとしてもほぼ間違いなくスベります。スベるくらいなら棒読みで進めた方がまだマシ。

 

で、時間感がわからない人。「300文字で1分」と考えてください。これ、イメージより全然短いです。で、この文字数に収めようとすると必ず内容がソリッドになり、言うべきことがブラッシュアップされていきます。言語ってよくできてるのね。

 

原稿ができたら身振り手振りを交え、声に出して練習。時間も計測。

んで、原稿ができたらとにかく実際に声に出して、身振り手振りを交えて練習します。もちろん時間も計って練習。

 

人に聞いてもらうのがベストですが、そもそも人前で話すのが苦手な人がリハーサルを人前でやるなんて無理なんで、とにかく自分ひとりで完全に原稿を暗記するレベルで何度もリハーサルをやるべきです。

 

ちなみに自分の場合、今回の5分プレゼン3本で、3時間くらい練習しました。で、練習をすると、本番の際に「練習通りに行うこと」がファーストプライオリティになり、プレッシャーとか緊張から解放されます。事前準備をしっかり行っておけば、「内容が伝わるかどうか」はその場に依存した問題ではなくなるので、自分はただのスピーカー役に専念することができて、その場の雑念から自由になれるという。

 

そんな感じにすればだいたいのプレゼンは成功できます。

 

質疑応答については「単刀直入、瞬殺」が基本!

質疑応答については、コツはたった一つ。くどくど言わず、一言で相手の知りたい結論から答えること。

 

例えば、「これ、時間どのくらいかかるの?」という質問に、「え〜、現在、先方と調整中でして、〜〜と言う問題がありまして、その点が明確になった上でであれば、〜〜」とか答え方として最悪です。「〇〇日程度と予測しています。詳細については先方と調整中でのざっくり見込みですが」って答えた方が相手がイライラしません。

 

堂々と結論を言い切り、根拠を手短に。

 

これが質疑応答のコツです。もちろん、想定される質問についてはプレゼンの本編に入れ込みつつ、さらにそれ以外についてもある程度準備をしておくといいかと。

 

説得力のレイヤーレベル。同じことを手を変え品を変え繰り返す。

で、プレゼンによらず、ある一つの場で伝えることは一つに絞り込むというのが重要です。で、説得力ってどうやって生まれるかというと、「言いたいこと」を4つのレイヤーにわけて説明していくとなんとなくわかった気にできます。

 

レイヤー1:主題

例:小遊三は面白い

レイヤー2:主題の例示

例:「右から見ても福山雅治、左から見ても福山雅治、小遊三です」

レイヤー3:数字的、客観的な根拠

例:数十年も笑点のレギュラーに居座る

レイヤー4:比況

例:日本のチャップリンこと小遊三

 

こんな感じ。一つの主題について違ったレイヤーで繰り返し繰り返し述べていくことで説得力が生まれていくという。

 
そんな感じでやれば会話が苦手な人もプレゼンは乗り切れるんじゃないでしょうか。

 

スピーチの場合は?事前の状況を拾ってスタート、主題を提示して関連する具体例を挙げる。

あ、で、急にスピーチを振られたりした時も上記を瞬間に組み立てる意識で乗り切れます。どうしてもアドリブ系で弱い人は、

・事前の状況のいじり

・月並みなことで主題

・主題の例示

って組み立てにすればだいたい1分くらいいけます。

 

例えば、同僚の送別会での乾杯挨拶。いま即興で書きます。

 

「えー、山田の送別会ということより自分にとっては目の前のビールのほうが1億倍くらい大事なんで手短に。同期というよりも山田は見た目がおっさんなのでおそらく新天地でもすぐに幹部クラスと同じようなすごみをきかせて立派なポジションまで登りつめると思います。山田の見た目の若返りと新天地での活躍を祈念してかんぱーい」

 

こんくらいの適当な感じでいいんじゃないでしょうか。話の苦手なあなたに即興を振ったというのはいじりか形式かどちらかでどっちにしろあなたから素晴らしい一撃を求めているわけではありません。求めているのは手短にすませることだけです。そんな心算で上記のような適当なことを言っておけばそれで役割は果たせます。

 

まとめ:とにかく事前の準備が大事!

まとめると、とにかく場に立った段階で成否はおおよそ決まっているのでとにかく事前の準備。準備さえできていれば本番でうんこ漏らしても多分大丈夫です。人間的には終わるかもしれませんが。

 

ということでプレゼンは自分の世界を広げる良い機会になります。一回でもセミナー登壇とかの経験があるとその次の依頼が芋づる式に来るとかもよくあること。いやいやでもしぶしぶでもエイヤッと飛び込んでみるとよろしいかと!

 

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